
クラシック音楽業界について最近特に思うのは、「美人の演奏家が増えた」ということ。
女流の演奏家は昔から居たけれど、華やかさという点では?だった。
いやいや、彼女たちは演奏家であって、タレントではないのだから容姿は重要ではない。クラシック音楽であれば、尚一層そうでしょう? 腕が一番です。
でも、ギターの名手、村治佳織のデビューを契機に、ヴァイオリンの諏訪内晶子や高嶋ちさ子など、顔がすぐに思い浮かぶ演奏家が増えてきた傾向はありますね。
そうなってくると、ヴァイオリンだけでなく、チェロやハープ、アルパなど、「女性が演奏して絵になる楽器」のアーティストが急増するのは必至なわけです。厳格なクラシック市場にそういったアーティストを受け入れる土壌があったということか、はたまたレコード会社の狙ったニッチ市場が金脈だったのか。
ともかく、聞き手からすると演奏は上手いに越したことはない。でも美人が演奏していれば尚の事いい。ちょっと下世話な言い方だけれど、それが事の本質であり、それに従うのが人として正しいことじゃあないかと私は思います。
で、こんな話を書いてアレなんですが、いわゆるジャケ買いという奴をやりまして。
おおっ、美人!と思って即レジへ持っていったのが、「
ジャクリーヌの涙・遠藤真理
」というアルバム。
あのavexから出ているんですが、クラシックもやるんですね。
曲目は
1. チェロ協奏曲第1番イ短調op.33(サン=サーンス)
2. ロココの主題による変奏曲op.33(チャイコフスキー)
3. ジャクリーヌの涙(オッフェンバック) なんですけど、見事にどれも初見。再生したら、一部「ああこれか!」と思うものもありましたけど、おおよそ初めて聞くものばかり。
演奏そのものは、オーケストラ・アンサンブル金沢が伴奏で入っているため、チェロのソロアルバムかと思っていた私は出鼻をくじかれてしまいましたがw素人なりにチェロのパートを追いかけて聴きました。
素人目線からですが端的に言うと、チェロの音が優しく女性的。低音に偏らず、今まで聞いて来た「固い」チェロの音とは違う気がしました。例えばヨー・ヨー・マの演奏はダイナミックかつ繊細で技巧は素晴らしいと思うんだけど、スピリットを感じないというか掴めないというか。ちょっと自分には合わないなと思ったんですけど、彼女の演奏は聴いてて疲れません。コレって結構大事なポイントです。ただ、それは言い方を変えるとただ優等生的なんじゃないかなと。せっかくのアルバムですからもっと個性を出しても良かったんじゃないかと思いますが、1stですから冒険できないとか大人の事情はあったかと思います。
選曲も原因ですが、アルバムの印象としては平板な感じもします。たまたま私がよく知らないものばかりで構成されていたからかも知れませんけれども。
苦言ぽいのが多くなってしまったかな? でもでも技巧的には、安心して聴けます。遠藤真理さん、顔だけの人ではないです。
応援しますので頑張ってくださいね。
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